TSファイルをエンコードしたとき、音声がズレていたときのメモ
1.動画プレイヤーで音声をshiftする
[Shiftキー]+[<]or[>]でずらせます。
- [<]…+方向にシフト。台詞(音声)は映像より遅れて聞こえてきます。
- [>]…-方向にシフト。台詞(音声)が映像より先に聞こえてきます。
[Shiftキー]+[・]で0地点にリセット。
ズレの目安は耳で調節してもいいのですが、BonTsDemuxというツールを使うと便利です。
今回はBonTsDemuxで出力した音声ファイルに「DELAY -143ms」とあったため、(+)143msぶんの位置補正を行いました。
FakeAacWavを使うと、FAW形式にする際に、自動的に音ズレ補正してくれます。(Aviutlでの補正が必要なくなります)
2.プレイヤーの表記に合わせて、Aviutlで音声を再出力
動画プレイヤーでプラス方向([<]キー)にシフトした場合は音声の位置調節もプラス方向へ、
動画プレイヤーでマイナス方向([>]キー)にシフトした場合は音声の位置調節でもマイナス方向に調節しましょう。
調節が終わったら、音声出力してみましょう。
FAWに変換している場合は、[ファイル]→[プラグイン出力]→[FAW2AAC]でCMカットをした上でAAC出力ができます。
また、[ファイル]→[プラグイン出力]→[x264出力(GUI)Ex]→[ビデオ圧縮]→[FAWCheck]でも無劣化AAC出力が可能です。
音声を出力したあとは、mp4boxやYambで再muxすると修正した音声に置き換えができます